都市部のサラリーマン328名に、冬のボーナスの使い道を聞いたところ、ボーナスの見込み金額48.4万円(手取り)に対して、51.4%の24.7万円を貯金すると回答した。自由に使える金額は11.5万円とボーナスの23.8%であった。

ボーナスにも社会保険料が課されるようになって20年。すでにボーナスで大きな買い物をする時代ではなくなっている。11.5万円では、ちょっとした贅沢をするのが関の山であろう。

思い起こされるのは、コロナ禍における現金給付。ほとんどが貯金に回されたという。国民負担が増え続けるうえに、将来に対する不安ばかりが募る。これではサラリーマンが自己防衛に努めるのは当然であろう。

サラリーマンの悲痛な叫び。手取りが増えない、将来が不安…

調査概要
調査名称:冬のボーナスについてのアンケート
調査期間:2023年11月2日~11月3日
調査対象:都市部(※)に居住する、20~59歳の給与で生活する男女
     ※東京、愛知、大阪、福岡
調査数 :328名
調査方法:Webアンケート

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