「あなたは浮気をしたことがありますか？」
YESと答えた方にもうひとつ質問。「あなたは浮気されたことがありますか？」
そう、本稿のテーマは浮気が因果応報なのかどうか。夫婦は合わせ鏡というように、自分がしたことは自分に返ってくる。浮気も同じなのかどうか検証してみよう。
今回、既婚のサラリーマン男女1,543名を対象に “浮気” についてアンケートを実施。なお、本アンケートでは、交際相手や配偶者以外と肉体関係を持つことを浮気と定義した。性風俗店の利用は対象外としている。
浮気をすると、浮気される。
まず、浮気経験の割合をみておこう。現在の結婚（現在の配偶者と結婚してから）において、浮気をしたことがあるのは19.2％、逆に浮気をしたことがないのは80.8％であった。詳細は以下の記事のとおりだ。
この、浮気経験の有無ごとに、浮気されたことがあるか聞いたところ、「浮気したことがある」人の26.7％が浮気されたと回答、いっぽう「浮気したことはない」人の場合は6.3％であった。その差はじつに4.2倍。浮気は因果応報といっていいだろう。
ただし、一点だけ注意がある。「浮気されたことはない」と回答した場合でも、浮気が表面化していないだけで、じつは浮気されている可能性があることだ。とはいえ、浮気したことがある人も、そうでない人も条件は同じなので、話を先に進めよう。
浮気されたら、仕返しだ！
先の調査結果は、現在の結婚において浮気したことがあるか、浮気されたことがあるかを聞いたものだ。続いて、結婚する前はどうだったかみてみよう。
「浮気したことがある」人の43.9％が浮気されたと回答、「浮気したことはない」人の場合は13.0％であった。なんと、浮気をすると半数近くが仕返しのごとく浮気されている（もしくは浮気を仕返した）のだ。これを因果応報といわずして何といおうか。
子供の頃、「自分がされて嫌なことは相手にもするな」と誰しも言われただろう。しかし、こと恋愛になるとそう簡単にはいかないようだ。
そして疑心暗鬼に。
次に、相手（配偶者）が浮気してると思うか聞いたところ、「浮気したことがある」人は、15.9％が「浮気してると思う」、25.0％が「どうも怪しい」と回答。合計で40.9％が相手の浮気を疑っていることになる。
いっぽう、「浮気したことはない」人は、1.8％が「浮気してると思う」、19.8％が「どうも怪しい」と回答した。合計すると21.6％となる。
比較すると、相手の浮気に確信的な「浮気してると思う」で大きな差がみられる。「浮気したことがある」人が15.9％であるのに対し、「浮気したことはない」人は1.8％に過ぎないのだ。自分自身が浮気をしていると、相手も浮気してるのではないかと疑心暗鬼になるのだろう。
どうやら浮気にはバレるリスク（※確率は35.1％。以下記事参照）があるほかにも、仕返しのごとく浮気される因果応報や、自ら進んで疑心暗鬼になる副作用があるようだ。
さて、最後にひとつ質問。「あなたは浮気をしようと思いますか？」
調査概要
調査名称：浮気に関する経験についてのアンケート
調査期間：2024年6月27日～2024年6月30日
調査対象：都市部（東京、愛知、大阪、福岡）居住、20歳～59歳で既婚の会社員男女
調査数 ：1,543名
調査方法：Webアンケート
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