2023年11月上旬、都市部のサラリーマン328名に、冬のボーナスの見込み金額を聞いたところ、平均は48.4万円であった。回答は手取り金額のため、額面では60万円程度となる。分布をみると、ボーナスの金額は低い層に偏っており、20万円以下がもっとも多く26.4%であった。サラリーマンの4人に1人は心細い思いであろう。

なお、中央値は45万円、回答者の平均年齢は38.1歳である。

冬のボーナス「昨年と変わらない」が多数

見込み金額とあわせて、昨年と比較してどうなると思うかを聞いたところ、「増える」「やや増える」は19.2%、「減る」「やや減る」は12.5%であった。若干ではあるが、増額を期待する声が聞かれた。しかし、グラフをみれば一目瞭然で「変わらない」が46.3%で多数を占めた。なお、雇用契約の内容に依ると考えられるが「支給されない」は19.8%であった。

調査概要
調査名称:冬のボーナスについてのアンケート
調査期間:2023年11月2日~11月3日
調査対象:都市部(※)に居住する、20~59歳の給与で生活する男女
     ※東京、愛知、大阪、福岡
調査数 :328名
調査方法:Webアンケート

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