結婚したらオナニーなんかしない。もしそう思っているなら、あなたの理解は誤っていると言わざるを得ない。結婚しようが、恋人がいようが、オトコというものはオナニーもすれば、風俗にも行く。本稿では、厚いベールに包まれたサラリーマン男性の性事情をつまびらかにする。もちろんいたって真面目な調査をもとにしている。20代から50代の一般のモニターに対してWebアンケート形式で回答を得た。

SEXとオナニーは別物!?

まずは、既婚男性のオナニー、SEX、風俗の頻度をみてみよう。選択肢は「週に数回」「月に数回」「年に数回」「数年に1回」「対象外、もしくは経験したことがない」の5択だ。本稿では「週に数回」「月に数回」を日常的な行為とみなした。グラフ中に記載した割合もこの数値である。

既婚男性で日常的にSEXをしているのは45.7%であった。いっぽうオナニーは72.9%とそれを大幅に上回る。事情はそれぞれだろうが、SEXとオナニーは別物と言っていいのではないだろうか。

日常的に風俗を利用しているのは15.1%であった。奥さんの意見を聞いてみたいところだが、夫がしょっちゅう風俗に行ってるとは夢にも思っていないだろう。風俗に行くと万単位でお金がかかる。小遣いが足りないと夫に訴えられたら、少し様子を探った方がよいかもしれない。

なんと、恋人がいても…

さすがに恋愛中のカップルは事情が違うだろうと想定していたが、まったくそんなことはなかった。これこそがオトコの性(さが)というものだろう。

日常的にSEXをしている人の割合は、既婚男性の45.7%より25.6ポイント高い71.3%であった。そして、オナニーはそれより高い80.0%であった。風俗の利用も既婚者より高い22.5%となっている。

恋人とSEXすればいいのに、と思うだろうか?
いや、良いも悪いもなく、これがオトコの実態なのである。

もちろん恋人がいなくても。

恋人がいない男性で日常的にオナニーをしているのは74.5%であった。既婚男性や恋人がいる男性と大きくは変わらない。風俗の利用はやや少なく13.5%であった。

オナニーの仕方を教えるべし。

最後に、交際経験がない男性の性事情をみてみよう。日常的にオナニーをしているのは45.4%、風俗は2.1%であった。これまでみたなかで、もっとも少ない割合だ。

しかし、注目すべきは「対象外、もしくは経験したことがない」の割合だろう。交際経験がない男性の51.5%がオナニーをしたことがないと言っているのだ。風俗にいたっては83.5%が行ったことがないという。

ひょっとすると、人並みの性欲がないことが交際経験のなさにつながってはいないだろうか。もしそうであれば、少子化問題は解決したも同然だ。正しいオナニーの仕方を教えて、性能力を開発してあげればいいのだ。こども家庭庁はいますぐバラマキをやめて、オナニー講座を開催すべきだろう。もちろん筆者も参加させてもらうつもりだ。

調査概要
調査名称:男性向けサービスの利用経験についてのアンケート
調査期間:2024年6月11日~2024年6月12日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する、20歳~59歳の会社員男性
調査数 :619名
調査方法:Webアンケート

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