子どもの頃、なかなかオネショが治らなかったアラサーのnatsumiです。

今回は、20代から60代のサラリーマンを対象に、頻尿や尿漏れなどの症状が現れているかをアンケート調査しました。その結果、男性の25.1%、女性の23.8%が何かしら症状が出ていることがわかりました。男女とも4人に1人が頻尿や尿漏れに悩んでいることに…私はまだ大丈夫ですが、女性は加齢とともに少しずつ症状を訴える人が増え、60代になると女性の3割が悩まされているようです。

頻尿や尿漏れで気になるのは、やはり睡眠の質ではないでしょうか。夜中に何度も起きるようでは熟睡することも叶いません。ということで、よく眠れているかもアンケート調査してみました。

不眠に悩む人は多い。男性35.9%、女性40.3%

よく眠れないなど、不眠の症状が現れているかアンケート調査したところ、男性の35.9%、女性の40.3%が何かしら症状が出ていると回答。症状の度合いをみても、女性の方が不眠に悩む人は多いようです。加齢にともなう傾向はあまりみられませんでした。

頻尿や尿漏れは不眠を引き起こす

頻尿や尿漏れの症状と、不眠の症状をかけ合わせて集計したのが下記の表です。頻尿や尿漏れを「治療している」層はサンプルサイズが小さいため参考値としますが、これを除いたとしても強い相関が確認できます。頻尿や尿漏れに「やや症状が出ている」層の60.0%、「症状が出ている(治療はしていない)」層の90.3%が不眠の症状を訴えていることがわかりました。

不眠は生産性の低下や、やる気の喪失、その他あらゆる活動に否定的な作用をおよぼします。そうなる前に、頻尿や尿漏れに対処することが必要なようです。ちなみに、日本泌尿器科学会は排尿日誌をつけることを勧めています。

尿が近い、尿の回数が多い ~頻尿~ | 日本泌尿器科学会

排尿日誌では、トイレに行った時間と排尿の量、水分を摂った時間と量などを3日ほど記載していただきます。もし、明らかに水分を多く摂取しているようであれば水分摂取の調節により改善しますが、病気に関わるような場合は原因を明らかにして、その原因に応じた適切な治療や対処をする必要があります。

私はまだ大丈夫と思って、対岸の家事と傍観していてはいけません。まずは自分のトイレ習慣の変化に気付ける、その心の準備をしておくことが必要なのかもしれませんね。

調査概要
調査名称:体の不調についてのアンケート
調査期間:2024年1月16日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する、20~69歳の会社員男女
調査数 :683名
調査方法:Webアンケート

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