20代から60代のサラリーマンを対象に、見えづらいなど目の不調を感じることがあるか聞いたところ、男性の48.1%、女性の55.6%が何かしら不調を感じると回答した。

年代別にみると、40代以降に不調を訴える声が増える。特に女性は30代から40代にかけて24.9%増加している。不調の度合いは多くが「やや不調を感じる」であるが、「かなり不調を感じる」「不調を感じる」も一定数みられ、やはり40代を境に増加している。昔から厄年は体調を崩しやすいと言われているが、女性の大厄は33歳、男性は42歳。古くから信じられてきた風習とも合致する。

日常生活に支障がなければ、目の不調は放っておいて良いのだろうか?もちろんそんなことはない。日本眼科医会のホームページにも「40歳ごろから老眼の症状を自覚し始め、45歳くらいで老眼鏡が必要に」とある。さらには老眼によって頭痛や肩こり、食欲の減退などの体調が悪化する可能性も指摘。目の不調は老眼だけでなく、白内障や緑内障、眼底出血などの重大な病気もあるので、決して軽んじてはいけない。

次に肩の不調を見てみよう。

肩の不調を感じる人は多い

肩こりや四十肩など、肩の不調を感じるか聞いたところ、男性の43.4%、女性の58.8%が何かしら不調を感じると回答した。年代別にみると男性の20代は不調を感じる割合が低く、女性の30代が突出して不調を感じている割合が高い。目の不調と比べると、男性の20代を除けば、肩の不調は年齢とともに増えているわけではないと分かる。

余談だが、現代日本では四十肩という言い方は実態を表していないようだ。
さて、本題である目の不調との関係を見てみよう。

目と肩の深い関係

目の不調と、肩の不調をあわせて集計すると、相関度の高いことが分かる。目に不調がない人は、肩にも不調がなく(69.6%)、目にかなり不調を感じる人は、肩にもかなり不調を感じている(48.1%)ようだ。

因果関係は、「目の不調により、肩の不調を引き起こしている」と考えるのが妥当であろう。加齢により目に不調をきたすことは避けがたいが、目の不調を放置すると、肩の不調を引き起こし、場合によってはさらなる不調にもつながりかねない。健康寿命が第一。是非参考にしていただきたい。

調査概要
調査名称:体の不調についてのアンケート
調査期間:2024年1月16日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する、20~69歳の会社員男女
調査数 :683名
調査方法:Webアンケート

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