サラリーマンのお小遣いは平均で29,136円、なお希望額は40,823円で、現実は希望額の71.4%であった。金額では1万円ちょっとの差である。この程度のギャップであれば、全額ではなくとも、少し頑張れば縮められるようにも思われる。夫婦が円満で機嫌よく過ごせるならば悪い案ではないだろう。もしくは、少額の副業など無理のない範囲で稼ぐのも一計である。

結局、理想的なサラリーマンのお小遣いはいくら?

現在の金額でお小遣いが足りているかを聞いたところ、「余裕がある」と回答した層のお小遣いは平均36,729円、「適切」と回答した層は28,958円、「不足している」と回答した層は24,623円であった。

お小遣いの平均額が29,136円なので、平均額付近の層は、余裕はないが不満を感じているわけでもないことが分かった。前節で紹介した希望額の40,823円とあわせて考えると、理想的なサラリーマンのお小遣いはズバリ3.5万円である。

調査は20~59歳でフルタイム勤務する会社員の既婚男女500名に対して実施、うちお小遣いでやりくりする層の220名を対象とした。

調査概要
調査名称:あなたのお小遣いに関するアンケート
調査期間:2023年9月19日~9月20日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住、会社員で20~59歳の既婚男女
調査数 :500名
調査方法:Webアンケート

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