10代の頃は完全に夜型、でも20代後半からは朝方の生活がフィットしてきたアラサーのnatsumiです。

今回は20歳から59歳のサラリーマンを対象に、起床時間や就寝時間についてアンケート調査しました。成功者は早起きといわれるようですが、本当なのでしょうか。さっそく確認してみましょう。

まずは、起床時間、就寝時間の規則性をアンケート調査しました。その結果、朝起きる時間、夜寝る時間ともに、年収があがるにつれて「平日休日ともに同じ」「平日は同じ」の割合が増えることが分かりました。もっとも大きな差がみられたのは、夜寝る時間の「平日休日ともに同じ」で、年収400万円以下と1,000万円以上で19.3ポイントの開きがありました。

年齢による差はあるのか?

年収が高い層は年齢も高い傾向にあるので、年齢についても検証しておきます。夜寝る時間の「平日休日ともに同じ」には年齢による傾向がややみられますが、年収による違いほどの差は見られませんでした。

成功者は夜型?

次に、どの時間帯にもっとも活動的になるか(活動タイプ)をアンケート調査。成功者が早起きだとすると、活動タイプは「朝型」だろうと想定していましたが、うーん…結果はそうではありませんでした。むしろ、「夜型」のもっとも多いのが年収1,000万円以上という結果に。

これはいったいどういうことなのでしょうか。睡眠時間についてもみてみましょう。

年収と睡眠時間に違いはない

平日の睡眠時間を聞いたところ、年収による違いはほとんどみられませんでした。なお、年齢による違いは若干あるようで、20代が6.7時間、60代が6.1時間でその差は0.6時間(36分)でした。

結局、成功者の生活パターンはどうなっているのでしょうか。

つまり、こういうことではないかと私なりに推測していました。年収によって睡眠時間は変わらないので、活動できる時間も変わらない。年収が高い人は自分の活動タイプを矯正しようとはしていない。むしろ、活動的な時間帯に最大のパフォーマンスを発揮するために、規則正しい生活をおくっている。誰にとっても一日の時間は平等なので、これは非常によい戦略といえます。

私事ですが、20代後半になって朝方の生活がフィットするようになったのは、健康食品メーカーを辞めて美容健康メディアを立ち上げた時期と重なります。つまり、自分のパフォーマンスを高めるための選択だったのだと思います。そして、それが自分にあっていた、と。←ここ重要。

ということで、規則正しい生活をおくる私はそろそろ寝ることにします。おやすみなさい。

調査概要
調査名称:生活習慣についてのアンケート
調査期間:2024年3月14日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する、20歳~59歳の会社員男女
調査数 :1,178名
調査方法:Webアンケート