20歳から59歳のサラリーマンを対象に、離婚についてのアンケート調査を実施した。まず、離婚経験者の割合を確認しておこう。本調査では離婚経験があるのは約3割であった。
結婚したことがある人のうち、24.4%が1回の離婚経験、6.0%が2回以上の離婚経験があると回答した。結婚した3組に1組が離婚しているといわれるが、カネとホンネの調査でも同様の結果となった。
離婚と病気には関連がある!?
結婚したことがある人のうち、大きな病気を経験した人は、全体では19.2%であった。平均年齢は40.3歳である。内訳をみると、離婚したことがない人で大きな病気を経験したのは14.1%、離婚経験者(1回)が49.3%、離婚経験者(2回以上)では61.1%にのぼる。
どうやら大きな病気の経験者は離婚経験者に多いようだ。病気がきっかけで離婚に至ったのか、離婚がきっかけで病を得たのかは分からないが、いずれにしても不憫でならない。
「健やかなるときも、病めるときも…」でおなじみの誓いをたてたカップルも多いだろう。しかし、現実はその通りにはいかないようだ。もしあなたの周りに離婚した人がいたら、優しくしてあげよう。下心をもって接するなど言語道断。悪用は厳禁だ。
調査概要
調査名称:日常生活における満足度についてのアンケート
調査期間:2024年3月27日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する、20歳~59歳の会社員男女
調査数 :1,112名(うち結婚経験者599名)
調査方法:Webアンケート