先日実家へ帰った際、62歳になる父親の物忘れが激しく、だいぶ心配になってしまったアラサーのnatsumiです。

今回は、20代から60代のサラリーマンを対象に、記憶力の低下が症状として現れているかをアンケート調査しました。その結果、特に男性で年齢にともなう顕著な傾向がみられました。グラフをみれば一目瞭然ですが、20代が20.3%であるのに対して、60代では57.4%とその割合を大きく伸ばしています。なお、女性も少しずつ年齢とともに割合が増えているようです。

症状の度合いは、「“やや” 症状が出ている」が大半を占めていますが、これは見逃すことはできない由々しき事態。なぜなら、アンケート対象がサラリーマンだからです。当然、記憶力が低下すればミスを生むので、仕事に支障が出ないか心配になるのは私だけではないはずです。

記憶力だけではなく、集中力についてもアンケート調査を実施しました。なんだか嫌な予感がしますが…。

男性サラリーマンは年齢とともに集中力も低下していく

集中力の低下が症状として現れているかをアンケート調査したところ、記憶力と同様、男性で年齢にともなう顕著な傾向がみられました。60代男性の54.5%が集中力の低下を訴えています。女性には年齢にともなう傾向はみられません。

男性の傾向をよくみると、40代で集中力がもっとも充実していることがわかります。先の記憶力でも40代は充実しています。ここで仮説を立ててみます。つまり、40代のサラリーマン男性は責任ある立場で仕事に邁進している。そして50代に入り、役職定年を経て窓際に追いやられ、60代には再雇用によって給料が大幅に減り、やる気とともに能力を減退させていく…。精神的・肉体的に追い詰められると、脳は疲弊していくという報告もあります。女性と比べて記憶力、集中力の低下が著しいことを鑑みると、この仮説はあながち間違ってはいないはずです。

サラリーマン男性が年齢とともにポンコツ化していくのは、憂うべきこと。高齢化が進む日本で、50代、60代の労働者を無下にする労働慣行をあらためなければ、労働生産性は下がる一方ではないでしょうか。

調査概要
調査名称:体の不調についてのアンケート
調査期間:2024年1月16日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する、20~69歳の会社員男女
調査数 :683名
調査方法:Webアンケート