中学生が成績を上げるために良い方法は何か。塾、家庭教師、通信教育の何れかを選ぶのであれば「塾」となる。成績が上がった割合が最も高く、下がった割合が最も低いからである。それぞれの特徴を踏まえて評すると次のようになるであろう。

「塾」は大人が見ているなか、強制的に勉強する時間を確保できるため、成績の上がった割合が41.5%と高く、下がった割合が7.0%と低い。このなかでは最も良い方法であると言える。

「家庭教師」も同様に勉強する時間を確保できるため、37.8%の成績が上がっている。しかしながら、成績の下がった割合が20.0%と最も高い。バイトが多いためハズレを引くと成績が下がってしまうのである。ばくち的な要素が大きいと言える。

「通信教育」は成績が変わらない割合が59.6%で最も高く、上がった割合が29.3%と最も低い。積極的に勉強するかしないかは本人次第だからである。ただし、学力を維持するのも重要なことであり、そのためには有力な方法と言えるであろう。

調査は中学生の子供を持つ40代の親291名に対して実施、子供の学年は1年が32.6%、2年が36.1%、3年が31.3%の割合であった。

調査概要
調査名称:中学生の教育にかかる費用ついてのアンケート
調査期間:2023年9月19日~9月20日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住、中学生の子供がいる40代の男女
調査数 :291名
調査方法:Webアンケート

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