人生の一大イベントである結婚式。2023年8月に実施したカネとホンネ調査部によるアンケート※によると、結婚式を挙げた(もしくは予定している)割合は66.0%であった。逆に、結婚式を挙げていない割合は34.0%で、3人に1人は挙式していない。そこには、新たな門出を迎える新婚夫婦に、重くのしかかる結婚費用の現実があった。
※調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する20~39歳の既婚男女

結婚式には平均300万円かかる!

アンケートの結果、結婚式にかかる費用の平均は300.2万円。費用の分布をみてみると、300万円台が30.4%と多数を占めている。親族やごく親しい間柄の知人のみを招待したと思われる100万円未満の挙式は11.7%。もちろん、この他に結婚指輪や新婚旅行、新居への引っ越しなどが必要になるものと思われる。

一生に一度の晴れ舞台とはいえ、20年以上も賃金が上がることなく、冷温経済で育った年齢層にとって300万円の壁はまさに気の滅入る話。今の内閣が進める“適温経済化”がこれからの婚活世代にとって適温であることを祈るばかりである。

調査概要
調査名称:結婚式にかかる費用ついてのアンケート
調査期間:2023年8月28日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する20~39歳の既婚男女
調査数 :412名
調査方法:Webアンケート

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