年齢とともに性欲は減退していく。そんな既成観念にとらわれてはいないだろうか?カネとホンネ調査部は、20代から50代のサラリーマン男性を対象に性欲の実態を調査。たいへん興味深いデータを得た。さっそく詳細をみてみよう。

SEXの頻度は確実にさがっている

まずは、年齢ごとのSEXの頻度をみてみよう。ここでは「妻、もしくは交際相手とのSEXの頻度」を聞いている。行きずりや風俗は含まない。

選択肢は「週に数回」「月に数回」「年に数回」「数年に1回」「対象外、もしくは経験したことがない」の5択だ。本稿では「週に数回」「月に数回」を日常的な行為とみなした。グラフ中に記載した割合もこの数値である。

日常的にSEXをしている人の割合は、20代では50.6%と約半数を占めるが、年齢があがるにつれて割合は減っていき、50代では17.4%となる。

これって、年齢とともに性欲が減退しているんじゃ…。確かにこの結果からはそう読み取れるだろう。しかし男性は右手(もちろん左手でも)さえあればどうとでもなるのだ。
次に年齢ごとのオナニーの頻度をみてみよう。

20代から50代までオナニーしてます。

オナニーの頻度に関しては、先のグラフのように年齢とともに変化するような傾向はみられない。日常的にオナニーをする人の割合は年齢によって変わらないのだ。

妻や恋人とはSEXしないが、オナニーはする。つまり、妻や恋人には欲情しないが、性欲は変わらず存在するということだ。信じられない女性もいるかもしれないが、まごうことなきオトコの実態である。悔しい思いをしたあなたは、今夜、夫(彼氏)を誘ってみよう。なにせ性欲は以前と変わらないのだ。逆に、どうでもよいと思ったあなたは、知らないふりをしておいてあげよう。世の男性の7割前後が日常的に行っていることなのだ。放っておいても、別に問題はなかろう。

もちろん風俗も利用してます。

最後に風俗の頻度をみておこう。日常的に風俗を利用している人の割合は、30代がもっとも多く18.0%、50代がもっとも少なく5.4%であった。20代よりも金銭的に余裕のある30代で利用率が高く、50代になるころには飽きてきた、といったところだろうか。

カネとホンネでは風俗の利用実体も調査している。興味のある方は参考にしてほしい。

風俗の経験率47.3%!? 一般モニターへの調査で明らかに

調査概要
調査名称:男性向けサービスの利用経験についてのアンケート
調査期間:2024年6月11日~2024年6月12日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する、20歳~59歳の会社員男性
調査数 :619名
調査方法:Webアンケート