あなたは風俗に行ったことがありますか?

おそらく男性同士で話題になることはあっても、公然とその実態を論じることは少ないであろう。カネとホンネ調査部では、この明白なようでどこか曖昧な風俗の利用について調査を行った。もちろん公平な調査である。一般のモニターに対してWebアンケート形式で回答を得た。

サラリーマン男性の約半数が風俗を経験

アンケートは20代から50代のサラリーマン男性を対象に行った。まずは、年齢ごとの風俗の利用率をみてみよう。20代が40.3%とやや少ないが、おおむね各年代の約半数が風俗を経験しているようだ。全体では47.3%。多いと思うか少ないと思うかは人それぞれだろうが、これが実態だ。

次に、恋人や結婚の有無との関係をみてみよう。

正反対の傾向。交際経験なし vs 愛人がいる

一見して目を引くのは「交際経験なし」と「結婚している(愛人がいる)」だ。

「交際経験なし」は風俗の経験率が16.5%である。他のグループと比較すると、経験率は非常に少ない。無垢な体とでも言えばよいのだろうか。いや、ちょっと違うか…。いずれにしても恋愛面で奥手な人は、風俗に対しても消極的なようだ。

「結婚している(愛人がいる)」の経験率はなんと90.6%である。精力がありあまっているのだろう。性に対する貪欲さが見てとれる。なお、カネとホンネでは愛人の存在についての調査も敢行しており、愛人のいるサラリーマンの割合は16.2%であることが分かっている。

愛人のいるサラリーマン男性は16.2%。年収は平均より高い!?

念のため、年齢の影響がないか確認しておこう。回答者の平均年齢は40.4歳。「交際経験なし」は37.6歳、「結婚している(愛人がいる)」は39.4歳であった。年齢よりも、本人の価値観や姿勢によると言っていいだろう。

どんな風俗を利用しているのか?

風俗といっても、いろいろな形態が存在する。経験者はどんなサービスを利用しているのだろうか。利用したことのある風俗を聞いたところ、トップは「ソープランド」の35.9%であった。さすが風俗の王様と言われるだけのことがある。堂々の一位だ。なお、ソープランドは個室浴場でマッサージをするサービスであり、行為が許されているわけではない。その場で、たまたま恋愛関係に発展したことまでは知らないという、なんとも良く分からない扱いだ。

次点は、「ファッションヘルス」の33.0%であった。出張型の「デリバリーヘルス」はぐっと下がって27.0%となる。

次いで「ピンクサロン」「性感・回春マッサージ」「セクシーキャバクラ・おっぱいパブ」と続く。「オナニークラブ」は少数派なようで12.8%であった。

それぞれのサービスの詳細について本稿では解説を持たないが、サラリーマン男性の風俗の利用実態はつかめただろうか。約半数は風俗の利用経験があり、3人に1人はソープランドに行ったことがある、のである。

調査概要
調査名称:男性向けサービスの利用経験についてのアンケート
調査期間:2024年6月11日~2024年6月12日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する、20歳~59歳の会社員男性
調査数 :619名
調査方法:Webアンケート

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